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一般財団法人日本アントレプレナー学会 代表理事 清水 直樹さん

すべては一杯のコーヒーから

起業したての頃、たまたま本屋で手にした本でした。
この本では、著者の松田さんがタリーズコーヒー本社と契約し、日本に上陸させた経緯が描かれていました。

私のビジネスは、海外企業との提携も必要だったため、独学で勉強した英文で何社にもメールを送りましたが全く返事がなく途方に暮れていました。そんな時この本と出会い、著者の松田さんはタリーズコーヒーと交渉を始める際、同じように返事もなかったが、何度もアプローチし、さらに直接会いに行って交渉を始めることができたことを知りました。
私のやり方はまだまだ甘いなと思いました。その後、同じように何度もアプローチをすることにし、最終的に交渉のためアポイントを取ることができました。そして実際に海外に行き会うことができました。
今考えてみると相手の状況も把握せず、メールでいきなりこういうビジネスをやりたいといっても伝わりづらいものですよね。

これは交渉ごとに限らず、例えば新商品を出す際にも、最初に反応が悪かったとしても、少しずつ改善し、何度もプロモーションを繰り返すことで売れるようになることもあります。大切なのは、諦めずにトライする姿勢であり、それがこの本によって培われました。また起業家にはとても必要だと感じています。
今も海外をメインにしたビジネスを行っていますが、もしこの本を読んでいなければ、別の仕事をしていたかもしれません。

起業家プロフィール

一般財団法人日本アントレプレナー学会 代表理事 清水 直樹

大学卒業後、マイクロソフト日本法人に入社。その後、モバイルコマース事業の創業メンバーとして参加。上場を目指すが経営メンバー同士の空中分解によって頓挫。海外の経営ノウハウをリサーチし続け、世界No.1(米INC誌による)の起業・経営の権威、マイケルE.ガーバーと出会い、同氏の講座「ドリーミングルーム」を日本で初開催し、10年以上にわたり学びを受け続ける。また、同氏の認定ファシリテーターを世界最多の20人以上輩出(現在、認定制度とドリーミングルームは終了)。現在は、日本企業をワールドクラスカンパニー®にするための支援活動に力を注いでいる。

代表理事 清水 直樹

起業家に影響を与えたこの一冊は、イノベーションズアイ会員企業を対象に取材しています。