起業家

朝日税理士法人 代表社員 山中 一郎さん

『モンテ=クリスト伯』 著者:A.デュマ(翻訳:新庄 嘉章)

公開日:2019年12月4日

モンテ=クリスト伯

最近はあまり本を読まなくなりましたが、小中学生の頃は本ばかり読んでいる子供でした。波乱万丈な人生に憧れて、吉川英治の「三国志」や、司馬遼太郎の「坂の上の雲」といった歴史小説を特に好んで読みました。この本もその頃に読んだものの一つです。

船乗りだった主人公のエドモン・ダンテスは、恋敵の陰謀により恋人との婚約披露宴の席で逮捕され、無実の罪で牢獄に入れられてしまいます。14年後、牢獄からの脱出に成功します。投獄中に、同じく無実の罪で捕まっていた神父から財宝のありかを教えてもらい、脱出後にその財宝を見つけ出し巨万の富を得ます。その富を用いて自分を貶めた人たちに復讐をしていくというストーリーです。日本では「巌窟王」(がんくつおう)という名で知られています。

復讐だけが目的となった主人公は、遠大な計画を立て、自分を陥れた相手にありとあらゆる手段で一人一人に復讐を遂げていきます。復讐の最中起こる様々な出来事を通し、主人公は自分には幸せになる権利はないと考えるようになりますが、すべてを終えた後、身近にあった愛に気づき、すべての財産を昔の恋人の息子に譲り、新しい人生を歩みだします。

復讐に燃えた壮絶な話ですが、目的を達成するための神髄がこの本に描かれていた気がします。

この本の最後にある言葉「待て、そして希望を持て」は、私にとってとても印象に残る言葉でした。どんな困難な状況でも希望を持ち行動し続ければ、きっと何とかなると思いました。

本は、自分が経験できなかったことを経験させてくれます。また、自分だったらどうするかを考えさせてくれます。また本が読みたくなりました。

起業家プロフィール

朝日税理士法人 代表社員 山中 一郎 代表社員 山中 一郎 朝日税理士法人 代表社員
公認会計士・税理士
朝日新和会計社(現あずさ監査法人)退職後、現在は朝日税理士法人代表社員および朝日ビジネスソリューション株式会社代表取締役。
国際税務業務、海外進出支援業務の他、株式上場支援業務、組織再編、ベンチャー支援等 の税務・コンサルティングサービスを行っている。
主な著書: 「図解&ケース ASEAN諸国との国際税務」(共著/中央経済社)、「図解 移転価格税制のしくみ 日本の実務と主要9か国の概要」(共著/中央経済社)、「なるほど図解M&Aのしくみ」(共著/中央経済社)、「事業計画策定マニュアル」(共著/PHP) など多数
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