起業家に影響を与えたこの一冊

起業家

税理士法人 ほはば 代表税理士 前田 興二さん

高校生が感動した「論語」

『高校生が感動した「論語」』 著者:佐久 協

公開日:2017年6月7日

高校生が感動した「論語」

起業した当時、環境が変化して当たり前にあった収入が無くなり、会社に守られていたという現実を突きつけられ、食べていかないといけないという焦燥感が募るばかりでした。
そんな時、何気なく入った本屋でこの本を手に取りました。

起業家として、ひとかどの者になるためにと起業前からビジネス書を読み漁っていましたが、なぜかいつものビジネス書ではなく、この本を手にしていました。すべて必然だと思います。難しいイメージのある論語ですが、この本は口語で書かれていたので一気に読むことができました。

こんな文章があります。
「金持ちになりたい、出世したいと考えるのは人情の常だから否定はせんよ。
しかし正攻法でなるのでなければ、つまらんじゃないか。
貧乏で下積みの生活は誰もが嫌がるが、正しい行為をしていてそういう境遇ならば、
胸を張ってそれを楽しもうじゃないか。
ひとかどの人物になろうと思う者が、生活が苦しいからと正義を捨ててどうする。
食事をする間も、忙しい時も、何かに躓いてひっくり返りそうになった瞬間ですら、
正義の心を忘れない、それくらいの覚悟が肝心だぞ。」
これを初めて読んだ時、今まであった焦燥感は、不思議になくなっていました。

税理士という仕事は、あらゆる仕事の中で、1番経営者と深くかかわれる仕事だと思います。私も含め自身で会社を経営していると、思い通りになる事の方が少ないです。そんな中で自分がどうありたいか、社会をどうしたいのかを常に自身に問いかけ、迷うことなく信念をもって胸を張り、事業を進めていくことの大事さを今も論語は私に教えてくれています。

起業家プロフィール

税理士法人 ほはば 代表税理士 前田 興二 代表税理士 前田 興二 1974年、大阪府東大阪市生まれ。関西大学大学院商学研究科修了。
2011年10月に税理士法人ほはばを設立し、同法人の代表に就任。

税理士業界では初めて日本マイクロソフト社にそのIT活用の事例取材を受けるなどITを活用し、お客様の経営コストの削減と業務の効率化を徹底的にサポート。設立5年で東京・大阪・福岡3拠点に事業展開し、成長ベンチャーから上場企業を含む500社を超えるお客様を新規獲得するなど異例の支持を集めている。
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