起業家に影響を与えたこの一冊

起業家

株式会社MAP経営 浅野 泰生さん

「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる

『「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』 著者:永守 重信

公開日:2017年9月13日

「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる

今から12年くらい前に読んだ本です。

当時、私は会計事務所のコンサルタントとして活動していました。

日々、会計・税務の面から中小企業支援のために一生懸命仕事をしていましたが、ある時クライアント先の社長から「あなたは企業の味方なのか、それとも税務署の味方なのか」と問われたことがあります。私自身は税法に基づき、正しく指導していたつもりでしたが、そんな理屈は通りません。「経営は知識やスキルだけでは語れない」ことを思い知らされました。

そんな毎日送るにつれ、「コンサルタントとして外部支援の立場ではなく、自分自身が責任をとれる立場で仕事がしたい」と思うようになり、事業会社に転職しました。その会社がMAP経営です。

その頃、私の尊敬する、とある方から、「経営は経営学ではなく、経営者が書いた本から学べ」と勧められ、さっそく、日本電産の社長である永守重信さんの「人を動かす人になれ!」を手に取り、読んでみることにしました。

読んでみて、本のタイトルである「人を動かす人になれ!」を具現化するためには、何よりも人間力が必要だと痛感しました。

才能もなく、人より秀でるところもない私が、人についてきてもらうようになるには、私自身の行動で示すしかありません。365日年中無休で働くしかないと!つまり「情熱・熱意・執念」です。ハードワーキングならば、すぐにできます。「気合い」と「根性」だけでは、何もできないかもしれませんが、「気合い」と「根性」がなければ、何も始まりません。そうやって、とにかくがむしゃらに仕事をこなしました。

社長となった今も、この本を読んだ当時の思いを持ち続けています。この本は私に、ハングリー精神を教えてくれ、自信をつけさせてくれました。

起業家プロフィール

株式会社MAP経営 浅野 泰生 浅野 泰生 株式会社MAP経営 代表取締役 

1972年生まれ。愛知県一宮市出身。
就職活動をした18社全ての会社から内定がもらえず、大学卒業後、親のコネで国内最大級の飲料メーカーに入社。飲料をトラックで運ぶ配送業務に従事。過酷な肉体労働を続けるなか、自分の将来に希望が見いだせず同社を退社。その後職を転々とする。転職を繰り返す度にキャリアダウン。34歳で当時の大卒初任給相当額の給料をも得られない状態となる。
そんななか「このままでは俺の人生はダメになる。ここを最後の転職先にしよう」と人材紹介会社を介し現在の株式会社MAP経営に入社。「人生を変えたい!」と死ぬ気で働くことを決意。365日年中無休、土日祝日早朝深夜関係なく、仕事量にこだわり、がむしゃらにこなした結果、入社からわずか一年で社員番号にして42人抜きで同社史上最年少の取締役に就任。2011年10月に専務取締役、2014年1月より血縁関係のない創業者から事業を引き継ぎ、代表取締役社長に就任。2010年には現業の傍ら、税理士試験の合格を果たす。
現在、「MAP経営が中小企業支援のリーディングカンパニーになる」と決意し、実現のために日本全国で活動。著書に『最強「出世」マニュアル』(マイナビ)がある。

この起業家の著書

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